Windowsが一部ユーザーに対してファイルまたはフォルダーの削除を許可しないケースが一部あります。このような問題に直面した場合、コマンドプロンプトを使用してファイルまたはフォルダーを削除できます。この記事では、この方法を使ってファイルとフォルダーを削除する方法を紹介します。
- コマンドプロンプトでWindows 10のファイルを削除する方法
- コマンドプロンプトでWindows 10のフォルダーを削除する方法
- 強制的にアンインストール
コマンドプロンプトでWindows 10のファイルを削除
削除コマンドでWindows 10のファイルを削除することができます。パソコン上でファイルの特定パスを指定する必要があります。
この方法を使用するには、次の手順を実行します。
- 1. スタートメニューを開いて検索バーに「cmd」と入力します。表示される結果を右クリックして「管理者として実行」を選択
- 2. 入力欄に次のコマンドを入力し、「path」を削除するファイルのフルパスに置き換えます
例:del path
- 3. 次にEnterを押します
手順全体をわかりやすく説明するため、具体的な例を挙げます。
デスクトップ上にあるInfo.txtというファイルを削除することを想定します。コマンドプロンプトに次のコマンドを実行します。なお、下記コマンドの「username
をあなたのユーザー名に置き換えます。
Del “C:\Users\username\Desktop\Info.txt”
このコマンドを入力するとファイルはデスクトップから削除されます。
delコマンドを一部修正して使用できるコマンドがいくつかあります。
例えば、コマンドに「/p」パラメータを追加すると、ファイルを削除する前にコマンドプロンプトに確認して良いのかどうか聞きます。
また、「/f」パラメータを追加して読み取り専用ファイルを強制削除できます。
頑固なプログラムを削除できない場合、Revo Uninstallerの強制削除する機能を使用します。
コマンドプロンプトでWindows 10のフォルダーを削除するため、rmdirコマンドを使用
このコマンドはすべてのフォルダーとそれぞれの中にあるサブフォルダーとファイルを削除します。
このコマンドを使用するには、次の手順を実行します。
- スタートメニューを開いて検索バーに「cmd」と入力します。表示される結果を右クリックして「管理者として実行」を選択
- 入力欄に次のコマンドを入力し、「PATH」を削除するファイルのフルパスに置き換えます
例:rmdir PATH
- Enterを押して手順を完了させます
例えば、デスクトップ上にある「Info」という名前のフォルダーを削除するには、次のコマンドを実行します。なお、下記コマンドの「username
をあなたのユーザー名に置き換えます。
rmdir “C:\Users\username\Desktop\Info”
Enterを押すと、デスクトップ上にある「Info」という名前のフォルダーが削除されます。
削除するフォルダー内にあるファイルとサブフォルダーをすべて削除する場合、「/s」パラメータを追加します。これにより、フォルダー内のサブフォルダーやファイルがすべて削除されます。
結論
ご覧のように、通常の方法でファイルやフォルダーを削除できない場合、Windows 10で使用する削除コマンドはとても便利です。
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